プログラミングの思い出

むかしむかし・・・

大学も2年生になり

趣味で始めたプログラミングへの情熱も落ち着き

作りたいものもあらかた作ってしまって

次のステップを見失っていたころ。

 

 

プログラミング言語や最新技術などについて調べつつ

ぶらぶらとネットサーフィンしていると、

再帰関数というものに行き当たりました。

 

 

たとえば

def fractal (n):

    if n == 1:

        return n

    return n * fractal(n - 1)

みたいな関数です。

関数の中で、その関数自身を呼び出すというものです。

 

 

for文やwhile文で書くよりもコードがすっきりすることも(たまに)あるので、

すっかり再帰関数に虜になってしまいました。

 

 

 

それからというもの、

それまで作っていたものを再帰関数で書き直す日々が始まりました。

明らかにループ文の方が速いのに、

ただ作りたいからという若さゆえに勢いに任せてどんどんつくっていきました。

 

 

 

 

ただ再帰関数には欠点があり、

あんまり沢山の回数を再帰させるとエラーが出ます。

 

その壁が立ちふさがり、

限界を感じた私はようやく落ち着きを取り戻し、

再帰ブームも過ぎ去ったのでした。